会 期 会 場 |
2019年5月23日(木)~25日(土) ①仙台国際センター ②東北大学百周年記念会館 ③川内萩ホール ④仙台市民会館(トークネットホール仙台) ⑤せんだいメディアテーク ⑥宮城県民会館(東京エレクトロンホール宮城) |
当院からの発表演題
大麦がアカルボースまたはメトホルミン服用2型糖尿病患者の食後血糖および血糖変動指標に与える影響の検討
那珂記念クリニック 内科 遅野井 健,斎藤 三代子,玉澤 敦子,遅野井 雄介
株式会社はくばく 松岡 翼
山梨大学 生命環境学部 地域食物科学 望月 和樹
那珂記念クリニック 遅野井院長は学会2日目に、今年から始まったデジタルポスターのセッションで発表を行いました。
大麦は水溶性食物繊維β-グルカンを含有し、その粘性が食事の糖質の吸収を遅延させると報告があります。本発表では、大麦にα-グルコシダーゼ阻害薬と類似する食後血糖上昇の抑制効果が確認され、2型糖尿病患者の血糖コントロール改善のための、
一助となる可能性を示しました。
なお、本研究は株式会社はくばくと山梨大学 生命環境学部 地域食物科学との共同研究の成果です。
糖尿病患者におけるFib-4 index 測定の意義を考える
那珂記念クリニック 内科 斎藤 三代子、遅野井 健
那珂記念MITOクリニックの斎藤院長は学会1日目の一般口演のセッションで発表を行いました。
Fib-4 indexは肝線維化の指標として知られています。本発表では、動脈硬化の指標である内膜中膜複合体肥厚度(mean IMT)および大動脈脈波伝播速度(baPWV)と良好な正の相関があることを見出しました。
Fib-4 indexは、簡便に検査できる利点があり、2型糖尿病患者さんの動脈硬化の評価としても有用である可能性を示しました。
一般口演セッション 「2 型糖尿病4」
座長 那珂記念クリニック 遅野井 健
那珂記念クリニック 遅野井院長は学会1日目の一般口演セッション「2 型糖尿病4」において、座長として進行および取りまとめを行いました。
このセッションでは、順天堂大学大学院 代謝内分泌内科学 教授 綿田 裕孝先生をはじめとする、5名の先生方が主に糖尿病治療薬の有効性・安全性に関する研究について、それぞれ発表を行いま
した。