業務内容
糖尿病治療において薬剤師が担う職能は、従来の服薬指導の範疇を大きく超えています。単なる調剤業務の比率は減少し、高度化するDM薬のデバイス、自己血糖測定器の指導管理なども含めた、「総合的な療養行動全般への介入」へと変化してきました。
当院は、茨城県水戸および周辺医療圏での糖尿病センターとして機能する一方、新薬の臨床開発治験センターとしての役割を担っており、薬剤師が治験薬の管理や治験コーディネート(CRC業務)に携わっています。
- 調剤業務(外来及び入院)
- 薬剤管理指導(外来及び入院での療養指導を含む)
- 院内DI業務
- 医療機関や調剤薬局薬剤照会対応
- 患者様の疑義照会対応
教育研修
- 各科ローテート研修(新人、中途採用共通):1ヵ月
- プリセプター制度:薬剤師及びCDEJとして業務遂行出来るようにサポートします。
- カンファレンスの実施:外来(週1回)、病棟(週2回)
- 院内製剤説明回(月1回)
- 学会、研修会等参加奨励
日本糖尿病療養指導士(CDEJ)資格取得支援
入職3年を目処に資格取得を目指します。CDEJ資格取得後は、病棟教育チームで担当患者様への指導を行います。
職場の雰囲気
当院の特徴は、療養指導部という大枠の中で各職種間での連携を大事にしている点です。他のコメディカルとの連携で仕事が進むので初めは戸惑うかも知れませんが、同じ目的で働く仲間としてお互いが尊敬し合える関係です。
先輩メッセージ
クリニック内では、すべてのスタッフ同士の距離がとても近いと感じます。日々、他部門のプロフェッショナルと、知識や情報を提供・共有し合いながら協力して仕事をしています。
仕事は、薬局内で行う調剤業務の他に、患者さんに直接かかわる「療養指導」が主となります。インスリン指導や服薬指導、使用薬剤の薬効に合わせての食事指導も含めた生活指導も行います。
当院の薬剤科は、責任を持って仕事ができ、人との関わり合いを大切にする雰囲気があります。(阿部佳菜子:勤続5年)